De桑原 Gマシソンからサヨナラ打
「DeNA5‐4巨人」(30日、横浜)
DeNAが延長十回、サヨナラ勝ちした。
4‐4で迎えたこの回、2死二、三塁から桑原が巨人の4番手・マシソンから左前へサヨナラの適時打を放った。
打球が抜け、サヨナラ勝ちを確信した桑原は一塁を回った瞬間に右拳でガッツポーズ。ナインからは祝福の水を浴びせられ、中畑監督からは力強い抱擁を受けた。
巨人戦では今月5日の新潟でも、延長十二回にサヨナラ適時打を放ったラッキーボーイは、お立ち台で「(監督に抱きつかれ)うれしかったで~す。なんとか食らいついていこうとそれだけです。(マシソンの)初球を見て受け身に立ってしまいましたが、向こうも必死なら、こっちも負けないようにと、気持ちだけで打ちました。(感触は)最高です。自分らしいヒットだと思います」などと喜んだ。
DeNAは初回にグリエルの適時二塁打とブランコの12号2ランで3点を先制。3‐4と逆転された直後の八回にはグリエルの8号ソロで同点とし、延長戦へ持ち込んだ。先発・モスコーソは6回1/3、5安打2失点だった。
巨人は0‐3の七回に村田、ロペスの適時打で2点。八回は阿部の犠飛で追いつき、村田の内野ゴロで勝ち越したが、DeNAの粘りに屈した。
先発・大竹は6回6安打3失点だった。