ソフト李大浩決勝打で再び2・5差

 「楽天2‐3ソフトバンク」(29日、コボスタ)

 ソフトバンクが延長戦を制して、2位オリックスとの差を2・5ゲーム差に広げた。

 2‐2の延長十回、代わったファルケンボーグを攻め2死二塁とし、李大浩の中前打で勝ち越しした。九回を無失点に抑えた5番手・サファテが6勝目。十回を締めくくった五十嵐は今季2セーブ目。

 試合は二回2死二塁、長谷川の中越え適時二塁打で先制。四回1死一、三塁で再び長谷川の左犠飛で追加点をあげて2点をリード。しかし六回から登板した2番手・金無英が2死二、三塁から暴投で1点を失い、さらに松井稼に中前適時打を浴びて同点に追いつかれた。

 楽天先発の則本に9回2失点と力投を許しただけに、決勝打の李大浩は「何とか4番としてこのゲームを決めるという気持ちだった。大事な試合で勝てたと思う」と胸を張った。

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