巨人 阿部が延長十一回決勝2ラン

11回、左越えに勝ち越し2ランを放つ巨人・阿部慎之助=神宮球場(撮影・園田高夫)
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 「ヤクルト4‐6巨人」(19日、神宮)

 首位・巨人が連敗を2で止めた。4‐4の延長十一回2死二塁から阿部が左越えに13号2ランを放ち、勝ち越した。

 巨人は二回、村田の中越え15号ソロで先制。1‐1の七回は長野、橋本の適時打で2点を勝ち越し。3‐4の九回は2死一塁から長野の左線適時二塁打で同点とした。先発・杉内は6回1/3、4安打3失点。マシソンが5勝目(3敗21S)、山口が2セーブ目(4勝3敗)。

 決勝本塁打の阿部はヒーローインタビューで「なんとかヒットになればと思ったが、まさか入るとは。皆で勝った試合じゃないかと思います。(最後に登板の山口も)頑張って締めることができ、0点に抑えられたことをいい薬にしてほしい。(原監督が最後にマウンドへ)山口へのお心遣いだと思います。(明日以降も)1戦必勝、1試合1試合大事にしたい」と話した。

 6位・ヤクルトは3連敗。7番手の久古が3敗目(1勝)。

 1‐3の七回は畠山が代わったばかりの巨人2番手・久保から右越えに逆転の12号3ラン。0‐1の二回はバレンティンが同点の左越え27号ソロ。先発・村中は6回5安打1失点。

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