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市和歌山 本塁投げず号泣「台無しに」

2014年8月13日

おえつが止まらず、半田真一監督(左)らに抱えられながらスタンドへあいさつに向かう市和歌山・山根翔希(中央)=甲子園(撮影・北野将市)

おえつが止まらず、半田真一監督(左)らに抱えられながらスタンドへあいさつに向かう市和歌山・山根翔希(中央)=甲子園(撮影・北野将市)

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鹿屋中央‐市立和歌山 アルプススタンドへあいさつ後、グラウンドに崩れる市立和歌山・山根(中央)=甲子園(撮影・保田叔久) 号泣しながら必死に砂をかき集める市和歌山・山根翔希=甲子園(撮影・北野将市)

 併殺を狙っていたという山根は一瞬、グラブの中でボールが弾み「頭が真っ白になってしまった」。三走のスタートに気づいたのは、一塁への送球の瞬間。サヨナラの生還を許し「試合を台無しにしてしまった」と泣き崩れた。

 試合後は、がっくり肩を落とし、顔をくしゃくしゃにして号泣。チームメートにかわるがわる肩を叩かれて励まされ、支えられるように聖地を後にした。

 市和歌山の半田真一監督は、最後のプレーについて「選手にはランナーの動きを見ながら対応するように、という指示を出していたが、この歓声の中で、指示がよく届かなかったようです」と振り返った。

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