向上 15安打で圧倒し30年ぶり決勝進出

横浜隼人を破り決勝進出を決め応援団のもとへ駆け出す向上ナイン=横浜(撮影・会津智海)
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 「高校野球・神奈川大会準決勝、向上5‐2横浜隼人」(29日・横浜)

 向上が15安打を放って快勝。30年ぶりの決勝進出を果たした。

 1点を先制された直後の二回、8番・高橋裕也(3年)が左翼線への同点適時二塁打を放つと、さらに2番・鈴木陵史外野手(3年)、3番・菅野赳門内野手(3年)の連続適時打で、この回一挙4点を奪って逆転。六回にも1点を加えた。

 投げては、高橋が140キロを超える直球を軸に、2失点で完投した。

 勝ち越しの右越え三塁打を放った鈴木陵は「しっかりとらえた打球が、外野の頭を越えるようになった」とニッコリ。主将の菅野は、初優勝がかかる決勝へ向け「自分たちの野球をしっかりやりたい」と意気込んだ。

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