DeNA怒濤のライアン攻め

1回DeNA1死二、三塁、T・ブランコは、バットを折りながらも中前に先制の2点適時打を放つ=神宮球場(撮影・吉澤敬太)
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 「ヤクルト‐DeNA」(27日、神宮)

 DeNAの4番・ブランコが先制の2点打を放った。

 初回、1死二、三塁からヤクルトの先発・小川の144キロの直球を、バットを折りながら力で中前に運んだ。

 「ランナーが得点圏に2人いて、いいチャンスだったので、かえしたいと思っていました。ストライクゾーンにきたボールを、しっかりと振り抜けました」

 DeNAはその後も小川を攻めて、7番・黒羽根が2死一、二塁で、カウント2ボール2ストライクから中前適時打を放った。

 「簡単に追い込まれてしまったので、簡単に終わらないように、後ろにつなぐ気持ちで打ちました」

 打線の好調さは続き、四回にも荒波の3号2ランで追加点を奪う。

 安打の三浦を一塁に置いて、ライナーで右中間スタンドに突き刺した。ヤクルト・小川との相性を買われて、故障で離脱する前の6月12日以来のスタメン抜てきに応えた。

 「久々のスタメンでしたし、三浦さんもヒットを打ったので、一、二塁間を狙っていきました。感触はよかったですし、結果が出てよかったです」

 カード8連勝中と怒濤の勢いが止まらない。マウンドを守る40歳のベテラン、三浦の右腕にも力が入ってきた。

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