「高校野球・神奈川県大会準々決勝、横浜１１ー１相模原」（２７日、横浜）

　１７安打１１得点で圧勝し、横浜が４強入りを決めた。

　ただ、二回までに６点を奪いながら、県立の進学校に粘られた内容に渡辺監督は「う～ん、ちょっと消化不良。（６点で）少し安心した感じがあった」と不満顔だった。

　それでもドラフト候補の浅間、高浜が厳しいマークに合う中で、３番・川口が本塁打を含む４安打、５番・渡辺も４安打と奮起と、チーム力の底上げには手応えを感じている。

　２９日の準決勝では、強力投手陣を誇る東海大相模と激突する。指揮官は「相当手強いと思う。ただ、相模に勝つ野球ではなく、横浜の野球を淡々とやっていく」と泰然自若。４番に座る高浜は「打つ自信はある」と息巻いた。