中日・大野が巨人相手にプロ初完封

 「中日10‐0巨人」(25日、ナゴド)

 中日・大野がプロ4年目で初の完封勝利を挙げた。

 力とともに打ち気をそらす投球で巨人打線を封じ込め、被安打わずかに5本。しかも無四球で飾り、今季6勝目でカード連敗を5で止めた。

 「前回の完投勝利(6月18日の西武戦)の時も八回にホームラン(5‐0で木村に被弾)を打たれ、谷繁監督からは『点差を気にせず投げろ』と言われました」

 打線も初回、森野の8号3ランなどで4点を先制し、試合の主導権を握ると、五回にも和田の15号3ラン、高橋周の2号2ランなどで6点を加え、大野を援護した。

 因縁の相手だ。ルーキーイヤーの2011念10月、プロ初登板・初先発が東京ドームの巨人戦だった。この時は4回7失点で黒星。「それからここまで来ました」と、心に刻んできた野球人生だった。

 谷繁監督にはウイニングボールをスタンドに投げ入れらそうになるなど、イジられながら祝福された。チーム内でも愛される若き左腕が、チームに勢いをつけた。

 巨人は先発・菅野が打ち込まれて大敗。これで後半戦は2カード続けての初戦黒星となった。

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