「高校野球・香川大会3回戦、観音寺中央7‐4高松北」(20日、レクザム)
高松北のMAX149キロ左腕・塹江(ほりえ)敦哉投手(3年)が3回戦で姿を消した。6回を投げ5安打5失点(自責4)、6奪三振、9四死球という内容だった。
高松北は二回に1点を先制したが、その裏に塹江が4四死球を与えるなど制球を乱して3失点。四回には自己最速タイの149キロを3球連続でマークしたものの、立ち直るきっかけをつかめず六回で降板した。
ネット裏には阪神、巨人、楽天の3球団のスカウトが集まった。甲子園出場の夢がついえた快速球左腕は「自分のレベルが低い。情けない」と悔しそうな表情で話した。