併殺が一転安打に 中日抗議で判定覆る

8回、中日・和田一浩の打球の判定をめぐり抗議する中日・谷繁元信監督=ナゴヤドーム(撮影・飯室逸平)
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 「中日8‐4阪神」(14日、ナゴド)

 一度下ったジャッジが一転、覆る場面があった。

 八回裏、1死一、三塁から中日・和田が放った右翼への痛烈な打球を福留が地面すれすれでキャッチ。東一塁塁審はアウトと判定し、ボールは二塁から一塁へ転送されチェンジ。いったんは阪神の選手が全員、ベンチへと引き揚げた。

 だが、中日ベンチが抗議し、審判団も協議した結果、ヒットへ判定が覆った。中日に1点が入り、なおも1死一、二塁からゲーム再開。この展開に阪神・和田監督はベンチ前で抗議したが受け入れられず、再び阪神の選手が守備位置へ戻る形となった。

 ジャッジした東塁審は「僕自身が判定に疑念を抱いたので協議した。他の審判員は全員がワンバンの見解。僕が悪い角度で見てしまったかもしれない。ルール上、訂正はできるので」と説明。福留自身は「紙一重?俺には分からない」と多くを語らなかった。

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