DeNAとライオンがバルさんシート

横浜スタジアム三塁側エキサイティングシートに設置された「バルさんシート」を披露するバルディリス(中)とライオンヘルス&ホームケア事業本部市川真氏(左)、横浜市社会福祉協議横浜市社会福祉協議地域活動部長酒井正樹氏
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 DeNAは9日、ライオン株式会社と共同で、横浜スタジアムでの主催全試合で「バルさんシート」を設置することを発表した。主にサードを守るバルディリスを応援するため、あえて三塁側エキサイティングシートに4席設置。社会福祉法人横浜市社会福祉協議会に寄付。障害のある方や、高齢者を中心に招待する。

 バルディリスは「普段球場に足を運んで来られない方のために、有効活用してほしい」と話した。

 昨年末、加入が決まったバルディリスに対し、中畑監督が「呼びにくいな。『バルさん』でどうだ?。効き目1発、走者一掃だ」と命名した。1月の来日時に報道陣が用意した「バルサン」を手にポーズ。これがライオン関係者の目に留まったのがきっかけだった。

 ライオン株式会社ヘルス&ホームケア事業本部 ヘルス&ホームケア事業本部薬品事業部の市川真氏は「スポーツ新聞で弊社の商品を使ったバルディリス選手の写真を見ました。何かお礼できないかと考えていました」と経緯を説明。バルディリスは「『バルさん』というニックネームは気に入っています。日本のみなさんに浸透していますし」と笑顔だった。

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