ドラフト候補の中大・島袋が復調の兆し

青学大を相手に力投する中大・島袋洋奨=神宮(撮影・北野将市)
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 「東都大学野球、青学大4‐1中大」(6日、神宮)

 中大は今秋ドラフト候補左腕の島袋洋奨投手(4年・興南)が、4月8日の亜大戦以来、今季2度目の先発。10安打4失点で敗戦投手となったものの、今季最長の7回を投げ、復調の兆しを見せた。

 開幕前から制球難に苦しんでいたが、この日は2四球。カーブを投げてフォームを安定させる調整法で、制球に改善がみられ「きっかけがつかめたのは大きい。今までより長いイニングを投げられた。7回まで投げさせてくれたチームに感謝している」と収穫を口にした。

 敗戦の中、秋田秀幸監督も「久々にいい島袋を見た。本人も自信になったでしょう」と、主将の復活を前向きにとらえた。

 打線は青学大の2年生右腕・岡野祐一郎投手(聖光学院)の前に八回まで1安打。九回に完封を免れるのがやっとだった。

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