日本野球機構、統一球問題を報告

 日本野球機構(NPB)は25日、統一球が規定より飛びやすくなっている問題の経緯を臨時オーナー会議で12球団に報告した。熊崎勝彦コミッショナーは「速やかに安定供給を図る。反発係数の基準値をどうするかは将来的に議論しないといけないが、今はそれを守っての安定供給に全力を挙げる」と話した。

 統一球は開幕直後に行った検査で、反発係数の平均が規定の上限を上回った。製造元のミズノは球の芯を巻く毛糸が乾燥していたことが原因として謝罪し、製造工程を見直して生産を再開。NPBは今月中に適合球に切り替える準備を進めている。

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