東大がリーグワーストタイの70連敗

四回、先制2ランを浴び、マウンドで汗をぬぐう東大・辰亥=神宮
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 「東京六大学野球、慶大13‐2東大」(20日、神宮)

 東大が慶大に大敗し、リーグワースト記録タイの70連敗となった。

 三回までは、先発の辰亥由崇投手(3年・高松)が無安打投球。しかし四回、慶大の5番・藤本知輝外野手(4年・慶応)に先制の左越え2ランを被弾。六回には2失策に野選も絡むなどして4点を失い突き放されると、八回にも集中打で7点を奪われた。

 打線は一回2死一、二塁と六回無死二塁の得点機を生かせず。慶大の3投手のリレーに2安打に封じられた。九回の反撃も2点を返すにとどまった。

 東大は2010年秋の早大1回戦で斎藤佑樹(現日本ハム)を攻略し、4‐2で勝利したのを最後に2分けを挟んで白星から遠ざかっている。小林至(元ロッテ、現ソフトバンク海外担当兼中長期戦略担当部長)らが在籍中だった1987年秋から90年秋にかけて喫した70連敗に並んだ。

 昨春から指揮を執る浜田一志監督は「不名誉な記録で注目されるのは、スポーツマンとして悔しくて悔しくて、仕方がない。何とかこれをバネに、選手が次に奮起してくれることを願うばかり」と沈痛な表情。

 左ひざ裏の故障で欠場した主将の有井祐人外野手(4年・新田青雲)は「情けないのひと言。しっかり切り替えて(次戦の)早大戦に向かっていきたい」と前を向いた。

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