原、小川両監督が試合前に話し合い
「ヤクルト‐巨人」(17日、神宮)
試合前のメンバー交換の際に、ヤクルト・小川監督と巨人・原監督がホームベースを挟み、約2分間の話し合いを持った。
通常は球審を間に置き、お互いのメンバー表を交換しながら、数秒で握手を交わし、ベンチに引き上げるシーンだが、この日は両監督とも真剣な表情で言葉を交わした。
前夜(16日)の試合は4時間15分の乱戦もさることながら、7‐8で迎えた九回の裏2死から、ヤクルト・バレンティンが巨人・マシソンから同点本塁打を放ってホームインする時に、両者の言い合いから乱闘寸前となる騒動が起きていた。
試合は延長10回に巨人・阿部が決勝2号を放って決着がついたが、勝敗よりもトラブルの余韻の方が勝ったゲーム・セットとなっていた。