ダルビッシュ「才能のある選手がかなり潰されている」“投げすぎ”“走りすぎ”に持論展開

 大リーグ・カブスのダルビッシュ有投手が10日、ツイッターを更新。野球界での走り込み、投げ込み、打ち込みなどの練習について持論をつづった。

 以前から日本球界の練習、指導方法に警鐘を鳴らしているダルビッシュ。この日も一部指導者の知識不足を指摘し、「走り込みをしたい子はいつの時代もあまりいませんが、させたい指導者はいつの時代もあふれてますねえ」とつづった。

 日本では依然として量をこなす練習が行われている傾向に触れ、「投げ込み、打ち込み、走り込みを耐えてきたから今があるって言いたいのはわかるんやけどそう信じるなら自分だけがやればいい。身体に必要以上に負荷がかかり、人によっては選手生命を絶たれる。それを理解した上でそれを強要するなら虐待ではないか?」と、疑問をぶつけた。

 フォロワーとのやり取りが続くと、自身の経験から過去を振り返り、「逆にそれで才能のある選手がかなり潰されています。そもそも自分が走り込み、投げ込みを高校、プロとしていたらまずここにはいません。本来なら自分より才能のある同級生はもっといたはずです」とした。

 野球界の未来についても言及。「それがまかり通るから野球する人も減っていく。上手い人、そうでない人、身体が強い人、そうでない人、みんなが『今日の野球楽しかったね』って笑顔になれる環境づくりが必要」と、指導者側への変化を求めた。

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