レイズ監督、大谷の才能を高評価「ヒデキとダイスケを合わせた選手」二刀流増加を予測

試合前の練習を終え、観客席にボールを投げ入れるエンゼルス・大谷=アナハイム(共同)
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 「エンゼルスーレイズ」(17日、アナハイム)

 エンゼルスと今季初めて対戦するレイズのケビン・キャッシュ監督(40)が、「5番・指名打者」で出場する大谷翔平選手(23)について「単純にとてもとても才能ある選手」と評価した。試合前の囲みで米記者の質問に対して答えたもので「昨年のオフから彼に関していろんな意見があるのを知っているし、ハイライトも見ている」と関心をもっていることを明かした。

 現役時代はレッドソックスで松坂大輔投手(現中日)と、ヤンキースでは松井秀喜氏と同僚だった敵将は「2人とも本当に本当にいいチームメートだった」と当時を懐かしむ。大谷のプレーを見るのはこの日が初めてとあって「比較するにはまだ早過ぎるが、打つヒデキと投げるダイスケ。彼はこの2人を合わせた選手ということになるかもしれないね」と話した。

 くしくもレイズは昨年のドラフトで投手と一塁を兼任する二刀流選手ブレンダン・マッケイを1巡目全体4位で指名している。同監督は「そういった才能ある選手がこれから増えてくるのでは。チームは彼らのような選手の獲得を積極的に進めていくことになるだろう。変わり始めると思う」と持論を展開。「複数の役割をこなす選手がいることの価値を考えると、より多様性をもった登録メンバーになる」と二刀流選手をもつメリットを語った。

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