米メディアが大谷に賛辞「悪魔のようなスプリット」 MLBサイトは空振り奪取率に注目

 アスレチックス戦に先発したエンゼルス・大谷=アナハイム(共同)
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 「エンゼルス6-1アスレチックス」(8日、アナハイム)

 本拠地初登板となったエンゼルスの大谷翔平投手が見せた七回1死まで完全試合ペースの圧巻投球を、米国メディアがまたも驚きを持って報じた。

 大谷は初回と五回に3者連続三振をマークするなど、直球とスプリットを軸にした投球で7回1安打無失点、毎回の12奪三振という快投を見せた。「フォックススポーツウエスト」はツイッターで「ショーヘイ・オオタニが日曜日のエンジェルスタジアムで圧巻のパフォーマンスを見せ、打者12人から三振を奪った」と報じ、「全12奪三振を見て」と動画つきでツイートしている。また翔平=SHOHEIとショータイム=SHOWTIMEをかけた造語「#SHOtime」のハッシュタグも流行している。

 「USAトゥデイ」電子版は「ショーヘイ・オオタニがほぼ完全、12奪三振7回無失点でメジャー2勝目」と伝えた。記事中では、この日多用したスプリットを「デビリッシュ=悪魔のような」と表現。「4月では珍しい札止め4万4742人の観衆の前で、オオタニは100マイルに届こうかという直球を投げ込み、そこへ悪魔のようなスプリット、効果的なスライダーを織り交ぜた。アスレチックス打線を試合開始から牛耳り、最初3人を含む、打者15人の時点で10三振を奪った」とリポートした。

 MLBの公式サイトもトップ記事で動画つきで報じた。「オータニが試合開始から19人連続で打ち取る。7回無失点12奪三振」の記事では、この日の大谷が投じた91球中24回の空振りにつながり、26・4%を占めていたと伝えた。同記事によると、昨季のトップはサイ・ヤング賞にも輝いたコーリー・クルーバーの15・6%で、驚異的な空振り奪取率だと分析している。

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