青木宣親、ア軍と1年6億円で合意 米メディアは「グリエルとの併用」を予想

 米大リーグ、アストロズが青木宣親外野手(34)と年俸調停を回避し、1年550万ドル(約6億2000万円)で合意した、と30日(日本時間12月1日)、地元紙「ヒューストン・クロニクル」(電子版)が伝えた。

 青木はシーズン終了後にマリナーズからウェーバーにかけられ、アストロズへ移籍。ところが、チームは青木の獲得後にドジャースからフリーエージェント(FA)になっていたレディック外野手と4年5200万ドル(約59億円)で合意したため、大リーグ公式サイトなどはアストロズがFAまで1年を残す青木の保有権を放棄し、再び移籍すると予想していた。

 年俸が550万ドルだったメジャー5年目の今季は主に1番打者として118試合に出場し、打率・283、4本塁打、28打点、63得点、7盗塁。日米通算2000安打まであと35本。青木の起用法について、地元紙などの米メディアは「対右腕用の左翼手」、元DeNAで今季途中にメジャー移籍した「グリエルとの併用」と予想している。

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