マエケン「カープとドジャースが一番になることが…」先発前に意気込み

プレーオフ3度目の先発に意気込みを語る前田(撮影・小林信行)
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 「ナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦 ドジャース2-10カブス」(19日、ロサンゼルス)

 ドジャースの前田健太投手(28)が19日(日本時間20日)、あす先発予定のカブスとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第5戦(日本時間21日午前9時開始)を前に本拠地ドジャースタジアムで行われた公式記者会見に臨んだ。チームはこの日の第4戦に完敗し、対戦成績を2勝2敗とした。

 今プレーオフ3度目の先発。過去2試合は3回4失点、4回3失点と先発の役割を果たせていないだけに「今までのピッチングを考えるよりも明日は勝つことだけを考えて一生懸命投げたい」と意気込んだ。

 チームはこの日の第4戦に敗れて2勝2敗のタイとなった。前田が先発する第5戦に勝てば、88年以来、28年ぶりのワールドシリーズ進出に王手をかける。

 「もちろんチームにとっても大事な試合になることは間違いないんですけど、僕自身にとってもすごく大事な試合になる。チームの力になりたいという気持ちは人一倍強い。勝ちたいという思いはだれよりも強くもっているつもりです」

 日本ではカープが25年ぶりに日本シリーズに進出。古巣の躍進も大きな刺激になっている。「カープとドジャースが一番になることが僕にとっても、日本のファンにとっても、うれしいことだと思う。僕も何とか(カープの選手たちに)負けないようにこっちで一番になれるように頑張っていきたいと思います」と話した。

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