イチロー、3打数無安打 六回途中で交代

試合前の守備練習で飛球を腰より下で捕球するイチロー(撮影・小林信行)
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 「メッツ7-4マーリンズ」(30日、ニューヨーク)

 マーリンズのイチロー外野手(42)はメッツ戦に「6番・右翼」で出場し、3打数無安打。六回途中に交代し、打率を・295とした。

 前日の試合で2安打を放ち、10試合ぶりにマルチ安打を記録したイチロー。しかし、この日は初対戦の右腕ルーゴに手こずった。

 2点リードの初回の打席は投ゴロ。2死一塁の場面で初球、外角の145キロツーシームを打って出たが、力ない打球が一塁線際を転がった。

 1点を追う四回は先頭で左飛。1ストライクからの2球目、外角チェンジアップをレフトへ打ち上げた。六回1死無走者の場面は空振り三振。カウント1-2からの4球目、外へ逃げる151キロツーシームをとらえることができなかった。

 六回の守備に就いたイチローだったが、先発コーラーがソロ弾を浴びて1点を失い、さらに無死一、二塁となったところでお役御免。マッティングリー監督は投手と野手を同時に交代させるダブルスイッチでイチローをベンチに下げ、フランコアを右翼で起用した。

 試合は、マーリンズが初回にイエリチの2ランで先制したが、コーラーがリードを守り切れず完敗。今季2度目の4連敗で地区3位に転落した。

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