イチロー、2打席凡退 六回の守備から途中出場

 「マーリンズ-カージナルス」(30日、マイアミ)

 マーリンズのイチロー外野手(42)はカージナルス戦で2試合ぶりに先発を外れたが、8点リードの六回の守備から右翼で途中出場した。第1打席はその裏の攻撃で、1死二、三塁の場面。カージナルス3番手、右腕のウィリアムスと対戦し、二ゴロに倒れた。第2打席は八回1死走者なしで、同じくウィリアムスに左飛に打ち取られた。メジャー通算3000安打に、あと2本のまま。

 前日29日のカージナルス戦は今季初の3番で3試合ぶりに先発したが、4打数無安打。メジャー通算安打数は2998本で足踏みした。

 この日のマーリンズは一回の攻撃でオズナの19号2ランを含む4長短打で4点を先制。四回にも4長短打で4点を追加した。中盤で8-0と一方的な展開となり、四回の攻撃では1死一塁から「4番・右翼」のスタントンが打席に入ると、観客席からイチローコールが起こり、偉業を目前にした背番号「51」の代打を“リクエスト”。さらに五回2死一塁の場面で投手のフェルプスが打席に入る前にも一部のスタンドからイチローコールがあった。

 六回の守備からイチローが右翼に入ると、本拠地は大きく沸いた。第1、第2打席ともファンは大歓声で迎えたが、歓声はため息に変わった。

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