「ヤンキース５－３ツインズ」（２４日、ニューヨーク）

　ヤンキースの田中将大投手（２７）がツインズ戦に先発し、６回７安打３失点、７奪三振で５勝目。メジャー通算３０勝に到達した。前回、８回１失点と好投したツインズと再戦し、２連勝。「何とか粘っていけた」とほっと息をついた。

　「スライダーとスプリットの切れが良かったが、真っすぐの制球が良くなかった」と、制球が甘くなったところを打たれ、先行された。それでも打線の援護を受け、４－３の五回からは得点を許さなかった。

　前回登板から中６日のマウンドで７奪三振と踏ん張り、リードを守って降板。チームの勝率５割復帰に貢献し「決していい投球ではなかったが、打線に助けられた」と感謝した田中を、ジラルディ監督は「チームに勝機をもたらす投球だった」と称えた。