マエケン 黒田からの激励に感謝
広島から米大リーグ・ドジャースに移籍した前田健太投手(27)が成田空港からロサンゼルスへ出発した。20日にはアリゾナ州グレンデールでキャンプ開始。3月3日にはホワイトソックス戦からオープン戦が始まるが、「1年目ということで結果を出さないといけない」と決意を新たにした。
広島時代はエースという立場もあり、オープン戦では「調整優先だったり、内容をあまり気にしていなかった」。しかし、ド軍では1人の選手に過ぎず、「任されたイニングでいいものを見せる」と立ち位置の違いを理解している。
国内では2度ブルペンに入り30球ずつ投げたという。「強いボールもしっかり投げられた」と順調で、一緒に渡米する妻の早穂さんからサポートも受け、生存競争に挑む。
先輩の広島・黒田からは「いつでも相談してくれ」と声をかけられており「その言葉はありがたかった」と感謝した。イベント、テレビ出演もこなしたオフは終わり。「これからは勝負が始まる」と気を引き締めていた。