故障離脱なし、ノルマは200イニング

 ヤンキースの田中将大投手(27)が8日、成田空港から渡米した。メジャー3年目の今季の目標を「1年間ローテを守ってフルシーズン戦うこと」と設定。「200イニングはしっかり超えていかないと」とノルマを掲げた。

 14年は右肘じん帯の部分断裂、15年も右手首と前腕部を痛めて離脱。「これまでの2年は納得できないシーズンだった。いいシーズンを過ごしたい」と、ケガのない“3年目の正直”への思いは強い。

 国内の自主トレではブルペンには入らなかったが、傾斜のない場所では強めの投球も行い「順調です」と不安はない。

 今季のテーマには直球の精度を挙げ「こうやればどうなるかな、と思っているところはある」と、向上に自信をのぞかせた。

 11日にはニューヨークからフロリダ・タンパに入り、19日のキャンプインに備える。今月中旬には第1子が誕生予定。「悪いことなんて、たぶんないでしょう」と父親になることが、間違いなくプラスに働くと感じている。余裕を感じさせる柔和な笑みを浮かべて、3年目のシーズンへと旅立った。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

大リーグ最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(大リーグ)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス