イチロー42歳来季もマーリンズと契約

 マーリンズは6日、イチロー外野手(41)と再契約したと発表した。1年契約で年俸は200万ドル(約2億4千万円)。イチローは今季日米通算4213安打(日本1278、大リーグ2935)をマーク。42歳で迎える来季は、日米通算であと43本に迫るピート・ローズが持つ歴代最多の通算4256安打、あと65本の大リーグ通算3000安打の更新を目指す。

 レギュラーシーズン終了からわずか2日後のスピード再契約だ。16年目となる来季の役割も第4の外野手。それでもイチローは「次の準備、オフの気の持ちようや過ごし方を含めて、こんなに早い段階で決まったことは(いろんな意味で)大きく違う」と実感を込めて話した。

 何より通算3000安打達成への環境が整った。大リーグ15年目の今季は控えの立場でマーリンズに加入。同じ外野手に故障が相次ぎ、大リーグ現役野手最年長ながらチーム最多の153試合に出場した。成績は打率・229、1本塁打、21打点、11盗塁だった。

 イチローとマーリンズは「相思相愛」の関係だ。1993年創設と歴史の浅い球団にとってイチローのような輝かしい実績を持ち、将来の米国野球殿堂入りが確実視されているスター選手は貴重な存在だ。3000安打となれば日米両国で大きく注目される。

 もちろんプレー面への評価も高い。体が丈夫で故障が少ない。今季は91安打に終わったが、外野ならどこでも守れ、状況判断に優れた守備や走塁は健在。野球に取り組む姿勢も、若手が多いチームにとって生きた教材になっている。

 イチローも好不調の波が大きかった今季、同僚の支えに感謝する。特に最終戦での大リーグ初登板後、ベンチでもみくちゃでねぎらいを受け「このチームメートと一緒にいられて良かったなとあらためて思った。そのインパクトも大きかった」と振り返る。

 今季、王貞治が持つ通算1967得点のプロ野球最多記録やタイ・カッブが持つ大リーグ歴代2位の通算4191安打を日米通算で超えた際にはチームの温かい祝福に心を動かされた。

 「人の気持ちが大事なんだと感じさせられたシーズンになった。ゆがんだものを感じさせないチームメートと一緒に戦う気持ち良さ、これさえあればしんどいことも我慢できる」。22日に42歳になるイチローが、20代の若手と再びフィールドを駆け回る。

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