米大リーグは５日、第８６回オールスター戦（１４日・シンシナティ、グレートアメリカン・ボールパーク）のファン投票による選出選手を発表し、ジャイアンツ・青木宣親外野手（３３）はナ・リーグ外野手部門４位で、選出される上位３位入りを逃した。その他の日本選手は発表されたランキングには入っていない。選手間投票と監督推薦で決まる投手と野手の控えは６日に発表される。すべてインターネットによって行われた今回の投票総数は約６億２０００万票で、史上最多を大幅に更新した。

　惜しくもファン投票での選出を逃した青木は「たくさんの人たちに投票していただいて本当にうれしかったです」と感謝の気持ちを口にした。開幕から１番打者の役割を果たし、一時はファン投票中間結果発表で選出圏内の３位に入ったが、６月２０日の死球により右腓骨（ひこつ）骨折が判明して故障者リストに入った。「しっかりけがを治して優勝できるように頑張ります」と早い復帰を誓った。