イチ30打席無音 自己ワースト更新

 「カブス7-2マーリンズ」(4日、シカゴ)

 3戦ぶりにスタメンを外れたマーリンズ・イチローは6点を追う六回に代打で登場した。3年ぶりの対戦となった左腕、リチャードには打率3割(20打数6安打)と相性は良かったが、結果は三ゴロ。内角高めのシンカーを捉え切ることはできなかった。

 6月19日のレッズ戦から続いている無安打は、自己記録を更新する30打席(3四球、2犠打を含む)となった。その間の14試合のうち代打は8試合。「レギュラーでそれ(無安打)が続いているのと、そういうものが間に入っているのとではちょっと違うので、(捉え方は)難しい。これが(今季の)基準になる」。イチローがそう話したのは4日前だ。

 正右翼手のスタントンの骨折で出場機会は確実に増えている。会心の一撃で悪い流れを断ち切りたい。

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