イチ歴代41位並んだ通算2876安打

 「マーリンズ5-2オリオールズ」(24日、マイアミ)

 マーリンズのイチロー外野手(41)はオリオールズ戦の八回に代打で出場し、中前打を放った。チームは5-2で勝利。ブルージェイズの川崎宗則外野手(33)はトロントでのマリナーズ戦に「9番・二塁」で臨み、今季初安打を放って2打数1安打だった。試合後に傘下マイナーの3Aバファローへの降格を通告された。

 今季17度目で初めて左投手に対して代打で起用された。5-2の八回、2死走者なし。相手は前日の試合で異物を使った不正投球で退場処分を受けたマティス。イチローは追い込まれながらもスライダーを中前へはじき返した。

 メジャーでの対左腕打率は・330。とはいえ、左対左は打者が不利というのが野球のセオリーだ。1週間前に解任されたレドモンド監督は「左対左」の起用法に否定的だったが、ジェニングス新監督は6打数3安打の過去の対戦成績を持ち出し、「イチローはどんな投手でも得意としている」と力説した。

 「体はできてます。行けと言われれば行く」。イチローが捉えたのは、相手の決め球でもある縦のスライダー。「あの球を捨てるわけにはいかない。追い込まれたら真っすぐをファウルにする考え方ですね」と振り返った。

 チームは5月1、2日以来の連勝。イチローは本拠地の大声援に応える1本でメジャー通算2876安打とし、歴代41位のオットの記録に並んだ。

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