ダルの球速差50キロ!紅白戦で2K

 レンジャーズ・ダルビッシュ有投手(28)は1日、紅白戦で1回を投げ、2三振を奪うなど三者凡退に抑えた。

 エースの貫禄があふれる紅白戦登板だった。主力組で先発したダルビッシュが1回を投げ、2三振を奪って無失点。今季初めての実戦マウンドで球速差約50キロの投球を披露し、若手の3人を寄せ付けなかった。

 無駄な力の入っていない、ゆったりとしたフォームから、スライダーで簡単に2番までを抑える。右の大砲候補と期待される3番のチョイスは150キロを超える速球で追い込み、最後は約100キロのカーブ。交際中の山本聖子が応援する中、バットが空を切ると、両ベンチとファンがどっと沸いた。

 「まだ(感覚を)つかめていないところがあるけど、無事に試合に投げられて良かった」とほっとした顔で言う。昨夏に炎症を患った右肘も「全く痛くないし、かなりいい状態」と話した。

 前日にけん引役の一人に指名したバニスター監督は「とてもシャープだった」と評価する。次回は、5日のロイヤルズ戦(日本時間6日)に先発でオープン戦初登板することが決まった。

 集まった米メディアに英語だけで対応する姿は今季から。右腕は「勉強していない」と照れ隠しで言いながら「トライしようとする気持ちじゃないですか」。チームの大黒柱としての自覚も4年目の進化といえるだろう。

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