「ア・リーグ優勝決定シリーズ・第４戦、ロイヤルズ２-１オリオールズ」（１５日、カンザスシティー）

　両リーグの優勝決定シリーズ第４戦が行われ、ア・リーグでロイヤルズがオリオールズを破って４連勝し、１９８５年以来２９年ぶり３度目のワールドシリーズ（ＷＳ）進出を決めた。

　４連敗を喫したオリオールズ・ショーウォルター監督は「接戦ばかりだった。相手の投手陣、守備が際立っていた」と悔しさを押し殺しながら言った。一回に失策絡みで２点を失って以降は無失点で踏ん張った。だが、打線がフラーティのソロによる三回の１点止まり。地区シリーズでは強豪タイガースに３連勝したチームが機能せずに完敗。指揮官は「また、ここに帰ってきたい」と早くも来季の雪辱を誓っていた。