青木「王手かける」連勝で“ノリノリ”

 プレーオフは12日、セントルイスでナ・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)の第2戦が行われ、カージナルス(中地区)がジャイアンツ(ワイルドカード)にサヨナラ勝ちし、1勝1敗とした。13日(日本時間14日)にはア・リーグ優勝決定シリーズ第3戦が行われ、2連勝している青木のロイヤルズ(ワイルドカード)が本拠地でオリオールズ(東地区)と対戦する。

 青木はこの日、本拠地で打撃練習。相手先発のチェンについて「オリオールズが勝ち上がってきたのも、彼の貢献度がすごくある」と警戒しながらも、「いいピッチャーでも打っていかないといけないし、とにかく明日勝って王手をかけたい」と3連勝を誓った。

 元中日の左腕とはヤクルト時代から何度も対戦し、日米通算で43打数16安打の打率・372。「外角低めの制球、真っすぐの質がいい」と認めながらも、苦にはしていない。チームも敵地で連勝するなど波に乗っており、「(相手に)思うようにいかないという印象は絶対に与えられた」と大きな手応えを感じている。

 この日の練習には約5分遅刻。「ちょっと遅れた。連絡事項が変更されるんだよね」と苦笑い。ワイルドカードから勝ち上がり、リーグの頂点へ。勢いのまま、ワールドシリーズへの切符を勝ち取る。

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