ヤンキースのジョー・ジラルディ監督は29日、本拠地で今季の総括を行い、メジャー1年目を終えた田中将大投手(25)に、来季の“完走指令”を出した。
7月までにリーグ最多の12勝を挙げながら右肘痛で約2カ月の離脱。20試合の登板にとどまった右腕に対し、指揮官は「来年は32試合投げてもらいたい」とローテーションを守り切ることを期待。「この1年で多くのことを学んだと思う。来年はもっと心地よくシーズンを送れるだろう」と話した。
チームは2年連続でプレーオフ進出を逃がした。指揮官は、オフの補強箇所を「内野手」とした。FAとなるイチロー、黒田については触れなかった。