宝塚歌劇雪組トップに縁を感じるファントム再演

ミュージカル『ファントム』が、宝塚歌劇団雪組で再演。雪組トップスター・望海風斗、トップ娘役・真彩希帆は歌唱力に秀でたトップコンビであり、早くも期待が募る。公演は「宝塚大劇場」(兵庫県宝塚市)にて11月9日から。

本作は1991年に初演、米国内ツアーを経て、世界各地で上演されてきた人気作。ガストン・ルルーの小説『オペラ座の怪人』を題材に、脚本家アーサー・コピットがオペラ座の地下に住む怪人(ファントム)の出自や人間関係、心の葛藤を掘り下げ、『グランドホテル』などで有名なモーリー・イェストンが、オペラ的な聴き応えある旋律を生み出した。

日本では大沢たかおや城田優主演でも上演されたが、日本初演は宝塚歌劇団宙組。2004年、当時の宙組トップスター・和央ようかが、仮面をつけた斬新な美しいビジュアル、少年のように純粋な心を併せ持つファントム像で魅了した。

2006年(花組・春野寿美礼主演)、2011年(花組・蘭寿とむ主演)に再演。望海はその両公演に出演し、2011年はオペラ座団員・リシャール役を好演した。望海は、ファントム役を憧れのひとつとし、花組時代に『タカラヅカ・スカイ・ステージ』(スカパー!)の番組内で、奇しくも真彩と本作の名曲『Home』をデュエット。そのときの感動的な歌声からも、2人に縁がある今回の上演を楽しみにしている人は多いはずだ。チケットは10月6日発売。

文/小野寺亜紀

(Lmaga.jp)

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