海苔全国2位、兵庫の明石産で恵方巻を

タコや鯛で有名な兵庫県明石市は、海苔が漁業水産の7割を占め、産地別生産量で同県を全国2位に押し上げるほどの一大産地。そんな瀬戸内の新鮮な魚介類が並ぶ明石「魚の棚商店街」で1月29日、「明石新のり・恵方巻まつり」が開催される。

瀬戸内海の早い潮流で育つ「明石のり」はしっかりした歯ざわりで型崩れしにくいため、巻きずしや料理のトッピングにちょうどよい。しかしタコや鯛に比べて知名度が低いため、地元では「明石のり」のブランド化に力を入れている。明石市産業政策課の大久利正明さんは「明石のりはあまり知られていないが、食べればその美味しさをわかってもらえるはず。海苔の販売だけでなく、イベントなどを通して食べ方も提案していきたい」と話す。

海苔の養殖は海水の温度が下がる冬に行うが、恵方巻にかぶりつく節分を前にした今が最盛期。イベントでは、今年最初に収穫した「一番摘み」海苔を使った「極上明石のり五撰」の販売や、のりを使った料理の試食・販売などが行われる。また1月21日~2月4日には、明石市内の飲食店や物販店28店舗で「明石のり」にちなんだ限定メニューや恵方巻、恵方ロールなども販売される。

取材・文・写真/合楽仁美

(Lmaga.jp)

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