KANA-BOON「音楽で地元の堺に貢献したい」

今年結成10周年を迎えた4人組ロックバンド・KANA-BOONが、地元である大阪・堺市の「堺親善アーティスト」に就任。「堺市役所」の展望ロビーで29日に就任イベントが行われ、事前申し込みで選ばれた堺在住・在勤・在学のファン200人を前に意気込みを語った。

「堺親善アーティスト」は、堺市が若手アーティストの力で市の魅力を全国に発信していくことを目的に新設。堺市の高校の軽音部でバンドを結成し、同市のライブハウス「三国ヶ丘FUZZ」を拠点に長年活動してきたKANA-BOONが、記念すべき第1号アーティストに選ばれた。イベントでは「昔、北野田に飯田(g)と一緒に住んでて、駅前のたこ焼き屋でよくたこせんを食べてた」(谷口)、「高校生の時は、大泉緑地によく行ってましたね」(古賀)、「三国ヶ丘FUZZは居心地が良かったので、週8くらいで入り浸ってました(笑)」(飯田)と、堺での思い出を振り返り、さらには「ハーベストの丘では、昔ライブをしたこともあって。小さい頃もよく川遊びをしたり、ソーセージ作りをしましたね」(小泉)と、おすすめの観光スポットを挙げて堺の魅力をアピールした。

最後に「久しぶりにこうやって堺に戻ってきて、ライブで繋がってた堺の人たちと会ったりすると、すごいあったかかったんやなって感じる。そのおかげで僕たちの今があると思う」と、堺への感謝を話した彼ら。そして「音楽を通じて堺に貢献できたらいいなと思っています。今後も気を引き締めて、(堺にある日本最大の前方後円墳)仁徳天皇陵古墳のような大きな人間になれるように、日本で一番のバンドになれるように頑張りたい。打倒サザン!」(谷口)と、自らにも気合いを入れた。

竹山修身堺市長は「今年6月、堺での凱旋ライブでKANA-BOONのみなさんが『僕たち、堺のためになにかしたいんです!』と言ってくださって、今回、堺親善アーティストという新たな制度を作りました。音楽で堺がもっと賑わうよう、KANA-BOONのみなさんと一緒に盛り上げていきたい」と意気込んだ。

(Lmaga.jp)

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