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ジャパンカップ
 ペリエだ ロブロイG1連覇 2004/11/28・東京競馬場
 

ゼンノロブロイ(中央)でのG1連覇にペリエはガッツポーズ=東京競馬場

  日本のエースがメモリアルデーにド派手に決めた。JRA創設50周年を記念して初めて国際G1同日開催が行われた「JRAゴールデンジュビリーデー」。5頭の外国招待馬が参加したメーン「ジャパンC・G1」は、1番人気ゼンノロブロイが天皇賞に続くG1連覇を完勝劇で飾った。国内No.1トレーナー・藤沢和雄調教師にとっては念願のJCタイトル奪取。そして2度目の優勝となったペリエは、家族の前での会心の勝利に大喜び。パパはこの日、世界一かっこよかった。

 目の前の12万の観衆に、そして世界のホースマンに見せつけた。これが日本のエースの豪脚だ。

▼ 第24回ジャパンカップ
1着  ゼンノロブロイ
ペリエ

2.24.2

  2着 コスモバルク
ルメール

3馬身

  3着 デルタブルース
安藤
クビ
  直線半ば。勢いが1頭だけ違う。残り二百メートル。早くも先頭に躍り出たゼンノロブロイは、激しい3着争いを尻目に3馬身差の圧勝劇。ゴール前で早くも馬上のペリエが左手でガッツポーズを決めた。それだけ余裕ある勝利だった。

 「自分の馬が一番強いと信じて自信を持って乗った。2年続けて3着と悔しい思いをしていたし、余計にうれしいよ。ベリーハッピー!」。毎年短期免許で来日、日本のファンにおなじみの仏トップジョッキー・ペリエ。01年ジャングルポケットでJC初制覇を決めたあと02、03年はシンボリクリスエスで連続3着と1番人気を裏切っていた。そのうっぷんを晴らすには十分過ぎるこの日のパフォーマンスだった。

 数分後、ペリエの顔は勝負師の表情からやさしいパパのそれに変わっていた。妻、そして幼い2人の愛娘が駆けよって祝福する。「家族はボクの一番のファン。3年前にJCをここで勝った後に彼女にプロポーズして結婚したんだ。多分、その時のことを思い出していたんだろうね」。妻のマリールイーズさんの目には涙が浮かんでいた。

 ペリエとのコンビで天皇賞に続く2つ目のG1タイトルを手にしたゼンノロブロイ。今春までは勝ち切れない善戦マンだった。それが史上3頭目の天皇賞・秋、ジャパンC連覇。「子供だった昨年の秋とは見違えるようだ」とペリエは完全本格化を証言した。

 もちろん次の目標は12月26日の有馬記念。ペリエは史上初の有馬3連覇を、ゼンノロブロイは00年テイエムオペラオーに続く史上2頭目の秋の“古馬G1・3冠馬”(達成ならボーナス1億円)を狙う。日本中の注目を集める年末のグランプリ。もちろん、真の王者として堂々の主役を張る。

ゼンノロブロイ…牡4歳。父サンデーサイレンス、母ローミンレイチェル(母の父マイニング)。馬主・大迫忍氏。生産者・白老 白老ファーム。戦績・14戦6勝。重賞・03年青葉賞、神戸新聞杯、04年天皇賞(秋)。総収得賞金・781、274、000円。藤沢和雄調教師は初勝利、O・ペリエ騎手は01年ジャングルポケットに次いで2勝目。
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