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フェブラリーステークス
 最強としての自負 2003/02/23・中山競馬場
 
先行抜け出したゴールドアリュール(左)が押し切り。JRAG1初勝利
  昨年の最優秀ダート馬ゴールドアリュールが、1番人気に応えて快勝。ビワシンセイキを振り切って、2003年最初のG1を手中にした。16年連続で41回目のG1勝利となった武豊も、手応えを感じる勝ちっぷり。次走に予定されているドバイワールドCが大いに楽しみになってきた。3着に食い込んだイーグルカフェ陣営も、いったんは断念したドバイ挑戦を再表明した。

 最大の武器であるスピードを前面に押し出さなくても、ゴールドアリュールは強かった。どんな流れでも勝ち切れる能力を見せたことで、名実ともに国内最強ダート馬の地位に就いたといっても過言ではない。

▼ 第20回フェブラリーステークス
1着  ゴールドアリュール
武豊
1.50.9
  2着 ビワシンセイキ
横山典
クビ
  3着 イーグルカフェ
デムーロ
3馬身

 もちろん一番の収穫は逃げずに結果を出したことだが、今回の勝利がもたらしたものはそれだけにとどまらない。3番手のインに位置したアリュールは、道中で馬群にもまれ、砂を被る苦しい展開。それにもにも全くめげることなく、力強く走り続けた。直線入り口でカネツ交わすときには、抜群の瞬発力を披露。ゴール前で激しく詰め寄ったビワを、苦しみながらも封じ込めた。

 「砂を被っても我慢してくれたし、昨秋より力をつけている印象。最後はヒヤヒヤしたけど、きょうみたいなレースができたのは収穫だね」とユタカ。自身はフェブラリーS初制覇で、16年連続G1勝利(41勝目)のJRA記録も更新。「続けることは難しい、これはちょっと自慢できるね」と胸を張った。

 ダートG1・4勝目。国内最強を襲名したアリュールの、次のターゲットはドバイワールドC(3月29日)。「ドバイのダートは逃げがベスト。調子さえよければ、ぶざまな競馬はしない」とユタカも太鼓判。世界制覇へ向けて、希望は広がるばかりだ。(浅野将之)

ゴールドアリュール…牡4歳。父サンデーサイレンス、母ニキーヤ(母の父ヌレエフ)。馬主・(有)社台レースホース。生産者・追分 追分ファーム。戦績・14戦7勝(うち地方3戦3勝)。重賞・02年ジャパンダートダービー(大井)、ダービーグランプリ(盛岡)、東京大賞典(大井)。総収得賞金・367、774、000円(うち地方200、000、000円)。池江泰郎調教師、武豊騎手ともに初勝利。
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