18年有馬記念馬ブラストワンピースが引退 ノーザンホースパークで乗馬に

 18年有馬記念を制したブラストワンピース(牡7歳、美浦・大竹)が現役を引退することが19日、シルクホースクラブのホームページで発表された。昨年の札幌記念5着後に痛めた右前球節の状態が回復せず、ターフを去ることが決まった。

 同馬は17年11月の東京でデビュー。無傷3連勝で毎日杯を制し、続くダービーは5着。1番人気に推された菊花賞は4着に敗れたが、暮れの有馬記念を制して悲願のG1初制覇を飾った。翌年は札幌記念Vから凱旋門賞に挑戦して11着。帰国初戦の20年AJCCが最後の勝利となった。通算成績は18戦7勝(うち重賞5勝)。今後は北海道苫小牧市のノーザンホースパークで乗馬になる。

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