【競輪】東口純が22日の奈良F2でラストラン 決勝も「好位狙い」と総力戦の構え

22日の奈良競輪11Rでラストランの東口純
今場所参加の同期と写真に収まる東口純(左。中央は島田優里、右は佐藤亜貴子)
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 「オッズパーク杯・F2」(21日、奈良)

 ガールズケイリンの東口純(27)=石川・108期・L1=が引退を表明。ラストランは22日の奈良競輪10R決勝だ。

 引退は関係者より先にファンへ報告していた。12日に自身のツイッターを更新し、千社札プレゼント企画を実施。希望者(約220人)には今場所前に発送した。千社札だけでなくトレーディングカード、写真なども同封。写真の裏に「2月20~22日の奈良F2で引退します。応援ありがとうございました」と直筆メッセージを記載。「サプライズですね。ファンにまず伝えたかったんです」と東口は明かした。

 ラストランを今場所に選んだ理由は「2月で辞めようと思っていたので」とのこと。引退は「昨年12月ごろに3日間ほど悩んでから決めました」と語った。

 5年8カ月の選手生活にピリオドを打つ東口。思い出に残るシリーズは、2回の優勝ではなく「(2018年5月30日~6月1日の)久留米で同期の児玉碧衣(福岡)やロリーヌ・ファンリーセン(オランダ)と一緒になったときですね。楽しかったんですよ」と振り返っていた。

 競輪選手になる前は「パン店、総菜店、医療事務などいろいろやりました」とのこと。「ガールズケイリンは5年8カ月ですから、経歴で一番長いのは小学生の6年間かな」と笑う。「悔いはありません。やり切りました。ラストランも『好位狙い』で頑張ります」。最後のレースは太田りゆ(埼玉)、吉村早耶香(静岡)、中嶋里美、当銘直美(ともに愛知)ら強豪と対戦。東口は普段と変わらずしぶとい走りで、ファンの声援に応える。

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