【POG】タウゼントシェーンが快勝! 断然人気エルメは2着惜敗
「2歳新馬」(5日、福島)
断然人気のライバルを力でねじ伏せた。芝1800メートルで争われた注目の一戦は、2番人気のタウゼントシェーン(牝、父ディープインパクト、栗東・矢作)が、1分51秒2(重)のタイムで快勝。道中は中団に構えていたが、3コーナーを過ぎたあたりで一気にスパート。馬群の一番外を回って勢い良く前をとらえると、追いすがる1番人気スワーヴエルメ(2着)を半馬身退けてフィニッシュした。
鞍上の戸崎圭太騎手は「センスがいい。前半は競馬を分かっていない感じだったけど、ギアを入れてからの走りはスムーズだった」と称賛。兄にG2・2勝のロサギガンティア(父フジキセキ)や、全7勝を挙げたスターオブペルシャ(父ダイワメジャー)がいる良血馬が好スタートを切った。
単勝1・8倍の圧倒的な支持を受けたスワーヴエルメは2着に惜敗。ダミアン・レーン騎手は「レース前の雰囲気は良かった。いい経験になったし、成長していけば楽しみ」と前を向いた。
上位2頭から1馬身1/4差の3着には、逃げて粘り込んだ4番人気オーホンブリックが入った。