宮崎、7年半ぶりG1騎乗に気炎「ひとつでも上の着順を狙います」

 久々に大舞台にその名を連ねる。8歳馬ピンポンで天皇賞・春に挑む宮崎北斗騎手(29)=美浦・フリー。セラフィックロンプで挑んだ09年ヴィクトリアマイル18着、そして10年エリザベス女王杯7着に続く、約7年半ぶり3度目のG1騎乗となる。

 初コンビを組んだ福島民報杯は5着。道中は後方のインで力を温存。直線は馬群をさばきながらしぶとく伸びた。このレースであらかた癖はつかんだ。「前回乗ってコンタクトは取れたし、折り合いに関しては心配してません」と一気の距離延長も克服可能との見立てだ。

 芝での勝ち鞍は12年9月の未勝利戦の1勝のみと、実績的には格下の扱いに過ぎない。それでも「今回はG1で相手も強くなりますからね。“せこく”競馬して、ひとつでも上の着順を狙います」と意気込みを語った。例年以上に混戦模様の古馬長距離戦線。巧みなエスコートで波乱を演出してみせる。(デイリースポーツ・刀根善郎)

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