【ボート】今村豊まさか5着 連覇ならず「うねりに負けた…」
「マスターズチャンピオン・プレミアムG1」(22日、福岡)
マスターズ初出場の渡辺英児(48)=静岡・67期・A1=が2コースから差して1着。98年8月の浜名湖周年以来2回目のG1制覇を飾り、優勝賞金1000万円とSG・クラシック(19年3月16~21日・戸田)の出場権を獲得した。2着は市川哲也、3着は野添貴裕が入り、人気の1号艇・今村豊は5着に終わった。
人気を背負った1号艇の今村は5着。マスターズチャンピオン連覇と4回目のVはならなかった。インからトップタイのSを放つも、1Mのうねりで失速。「足は納得の域に達していて、インから持つ感じはあった。それにいいSも行けた。レースには負けていない。うねりに負けた…」と福岡特有の水面コンディションに肩を落とした。ただ「優勝戦の1号艇で乗れたし、昨年のチャンピオン、そして古い選手としてのプライドは保てたと思う」と気を取り直していた。