【競輪】和田圭が記念初Vで3連単55万円の大穴 3番手から強襲で西武園G3優勝

 「ゴールド・ウイング賞・G3」(22日、西武園)

 開催最終日の12Rで決勝戦が争われ、和田圭(32)=宮城・92期・S1=が記念初制覇を成し遂げ、優勝賞金360万円を獲得した。先行した新山響平(青森)の3番手から突き抜け、2着に井上昌己(長崎)、3着には新山が入り、3連単55万5710円の大波乱で決着。4連勝の完全Vを目指した地元の平原康多(埼玉)は7着に終わった。

 北日本ラインを支えてきた苦労人の和田。2007年7月のデビューから10年9カ月で、ようやくG3初優勝を達成。「得意な3番手だったし、何も考えず仕事に集中した。番手の成田さんを外から抜けたし、良かった。ラインのおかげです」と仲間に感謝した。 レースは、浅井康太(三重)-吉田敏洋(愛知)、新山-成田和也(福島)-和田、平原-芦沢大輔(茨城)、三谷竜生(奈良)-井上の並びで周回。打鐘過ぎに三谷ラインがインを切ると、北日本勢がたたいて先行。新山のかかりは抜群で別線のまくりは不発。優勝争いが北日本勢に絞られると、ゴール前で3番手の和田が一気に突き抜けた。 次走は5月1日から始まるG1最高峰レースの日本選手権(平塚)。「一戦一戦に集中。ガツガツしないで、ラインでいいレースができるように頑張りたい」。G3初Vにも浮かれることなく、気持ちを引き締めた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

競馬・レース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(競馬・レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス