【ボート】兵庫のアイドルレーサー・福岡泉水が188走目で初勝利

初勝利を祝い児島の水面に投げ込まれた福岡泉水
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 「瀬戸大橋架橋30周年記念 倉敷市長杯」(14日・児島)

 開催5日目の1Rで福岡泉水(20)=兵庫・119期・B2=が6コースまくりで初勝利。デビュー188走目にして初勝利を飾った。2着に是沢孝宏、3着に大内裕樹(ともに滋賀)が続き3連単は19万6080円と高配当になった。

 2R前に大時計前で節目の勝利で水面に落とされて祝福される水神祭が行われ、山本兼士(大阪)、田路朋史(兵庫)ら男子選手と、女子の先輩・岩崎芳美(徳島)、池田浩美(静岡)、大滝明日香(愛知)に体を持ち上げられて豪快に水面にダイブ。愛くるしい笑顔でスタンドのファンの声援に応えた。

 16年11月3日、尼崎でのデビュー戦はF。以後は3着9回で初勝利への道のりは遠かった。「ボート場入りする時、ファンの人から『毎回買って応援しているよ』と言ってもらった。やっと、やっと恩返しができました」とニッコリ。誰よりもターンの練習に取り組んだ今節、2日目には試運転で転覆するアクシデントもあったが、笑顔を絶やさず先輩のアドバイスに耳を傾けて練習を続けた。「6コースだと差しのイメージだけど、今回は田路先輩と6コースからまくるターンの練習をしていました」と練習の成果を発揮。「これからも強気に攻めていきたい。早くB1に上がって、A級を目指したい」と初勝利表彰式に集まったファンに力強く宣言。キュートな笑顔とハスキーボイスとのギャップが福岡の魅力。兵庫のアイドルレーサーがプロとしての第一歩を児島で踏み出した。

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