【ボート】福岡マスターズカウントダウンコラム4

 「マスターズチャンピオン・プレミアムG1」(17日開幕、福岡)

 昨年4月の第18回大会(津)で存在感を示したのは野長瀬だろう。優勝戦はコンマ24と6番手のSだったが、1Mまでに伸び返して5コースから鋭いまくり差し。インの今村豊に迫る2着と、見せ場たっぷりのレースを披露した。

 「シリーズ序盤は、前節の足が評判だったので、そのまま乗っていたけど、違和感しかなかった。中盤から自分の形にペラを叩いたら、伸びが抜群になった。優勝した今村さんと足合わせしても、強めでした。エンジン的に優勝できるチャンスだったので、序盤から自分の形に叩いていたらと思うと…」

 昨年の悔しさを今回にぶつけるつもりだ。舞台となるのは福岡ボート。優勝がなく目立った成績は残せていないが、「どんなエンジンを引いても、いつも序盤から行き足から伸びは付けられてます」と相性は悪くない。「そういう意味で優位に戦えると思うし、時期的に昨年のマスターズで噴いたペラの形が使えそう」と自信がみなぎる。

 近況は準優進出止まりの成績が続いているが、昨年11月からは82走して6着はわずか4回。リズム自体は悪くない。「今年こそ優勝したい」と気合が入る野長瀬が、6回目のG1制覇へ暴れ回る。

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