【ボート】金子拓矢がG1初制覇

G1初優勝の水神祭を飾った金子拓矢
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 「関東地区選手権・G1」(14日、江戸川)

 12Rで優勝戦が行われ、1号艇の金子拓矢(34)=群馬・95期・A1=が、インからコンマ01のトップSで逃走成功。G1初優勝を決めて、優勝賞金450万円とSG・ボートレースクラシック(3月16~21日・浜名湖)の出場権を獲得した。

 驚きのG1初優勝だった。金子は表彰式を終えても信じられないような顔。「うれしいけど実感がない」と首をかしげるばかりだったが、報道陣から「タイトルホルダー」という言葉を掛けられると初めて「うわーマジか!?」と白い歯を見せた。

 苦手な江戸川、2連対率20%台と数字の低いエンジン。それでも予選首位から優勝戦まで逃げ切った。「今節は序盤で外枠を消化できて、波が出なければ準優まで行けるかなと思った。優勝戦に乗れるとは思っていなかったし、まさか優勝するとは」と話す。

 通算でも優勝は一般戦の5回だけ。一気に関東チャンプの座へ駆け上がり、3月のクラシックではSGに初出場することになった。「自分の技量、旋回力を向上させて臨みたい」と大舞台への挑戦に、目を輝かせていた。

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