【POG】マルケッサ 偉大な兄に続け“ダイヤの原石”

 「新馬戦」(21日、東京)

 注目の素質馬がついに初陣を迎える。マルケッサ(牝、栗東・池江)が、21日の東京4R(芝1600メートル)にスタンバイ。半兄に厩舎の先輩でG1・2勝のサトノダイヤモンドがいる良血馬だ。かつて自らが管理したG1・6勝馬オルフェーヴルの産駒に、池江師は「順調ですが、動きはまだまだ」と慎重だが、「能力は高いと思います」と将来性を評価する。

 19日の最終リハでは、栗東CWでルメールを背にベルーフ(5歳オープン)と併せ馬。2馬身追走して重賞馬を相手に併入に持ち込んだが、6F86秒1-13秒1と時計自体は平凡。良化の余地は大きいと言うべきか。「ダイヤモンドも最初の調教ではいい動きをしていなかったが、1回使ってガラッと変わったので」と師。偉大な父や兄の背を追い、まずは府中からその第一歩を踏み出す。

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