「ガールズケイリンフェスティバル・Ｆ２」（１７日、伊東）

　９Ｒのガールズ決勝は小林優香（２３）＝福岡・１０６期・Ｌ１＝が最終２角からのまくり、２０１５年の函館以来３回目のガールズケイリンフェスティバル優勝を飾り、賞金２５０万円（副賞含む）を獲得した。

　ウイニングランで最高の笑顔を見せた。昨年は７月に痛めた左肩を手術するなど、思うように活躍できなかった。だが、小林は復帰後、めげずに練習してきた。「欠場した半年間がムダではなく、さらに強くなったと思います」。さらに「（ナショナルチームの）アメリカ合宿で練習した成果が３日目にやっと出ました」と胸を張って復活をアピールした。

　１１月からは自転車競技のワールドカップで世界各地を転戦する。その先には２０２０年の東京五輪出場と大きな目標がある。だが、その前に本業のガールズケイリンでしっかりと稼いでおきたい。この優勝でガールズグランプリ（１２月２８日・平塚）出場も見えてきた。「ワールドカップはケイリンで表彰台に上りたい。その前にもう１段階、上にいった自分を見せます」と力強く語った。