【ボート】山川豊「AKB48を見習わなきゃ」まるがめSGでイベント

 「オーシャンカップ・SG」(14日、まるがめ)

 ボートレース界の夏の頂上決戦が開催されている香川県丸亀市のまるがめボート場のイベントステージに、演歌歌手の山川豊(58)が登場。約40分かけてメドレーを含む12曲を熱唱した。

 ステージでは6月14日に発売した『黄昏(たそがれ)』も披露。“男の純愛シリーズ”と題した『螢子(けいこ)』『再愛』に続く最新曲。これらの曲では、リリースイベントに力を入れてきた。山川は「今まで、そういうことはやってこなかった」と明かす。発売日にあわせて各地でミニライブを開催してCD、カセットテープの購入者にはサイン会や2ショット撮影会を実施。「待っていては売れない時代になった。歌を売らなければという気持ちになっている。1枚でも2枚でも売らなければという気持ち。でも、その気持ちは大事なことだと思う」と話す。

 まるで、女性アイドルグループのようなリリースイベントだが「AKBの売り方に賛否はあるかもしれないが、AKBが秋葉原の小さな劇場からスタートしたのも、演歌歌手がリンゴ箱の上で歌うのも同じ。そこから1人でも多くのファンに売ろうと努力することは素晴らしいこと。なかなかできないことだと思うし、見習わないといけない」と自身がリリースイベントで汗を流したからこそ理解を示す。

 実際に、成果に手応えもつかんでいる。新曲『黄昏』の売り上げは絶好調。「男性ファンが増えてきたし、ステージからでもお客さんが一緒に口ずさんでくれているのが見える。お客さんの反応が違ってきた。地味だけど、こういうことをやっていかなければ」。この日もステージから降りると、山川自身でCD、コンサートDVDの即売会を実施。買い求めるファンが長い行列をつくった。昨年デビュー35周年を迎えた山川は、地道に努力して新曲『黄昏』をヒットさせていく。

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